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中年以降の女性に多い、手足は細いのにお腹ポッコリな体型を改善する方法

こんにちは、東京都世田谷区経堂にある、40歳以上の女性専門パーソナルトレーニングジムみかとれ代表トレーナーのMikaです。

 

突然ですが、みかとれのロゴの女性はウエストがしっかりとくびれており、若々しく健康的なイメージですね。

我々、中年以降の女性にとってウエストのくびれとは、美的なものだけではなく、適正な体脂肪率を維持する健康な体を意味するものでもあります。

 

では本題に。

40代半ば頃から手足に比べてお腹周りや体幹部だけが太くなってきたとお悩みの女性は多いかと思います。

食事制限やウオーキング、ピラティスは行っているのにお腹周りの太さは一向に解消されないのはなぜなのかについてお話ししていきます。

 

まずは下記のチェック項目からはじめていきましょう。

 

 

✅お腹周りだけが太い

✅脚は細い又は脚は細くなってきた

✅足がむくみやすい、つりやすい

✅肩が凝りやすい

✅冷え性

✅お尻が垂れている

✅片足立ちが苦手

✅体脂肪率が高め

✅運動はウオーキングなどの有酸素運動のみ、又はピラティスなどの低強度の運動のみ

 

 

上記に複数当てはまる方は、ズバリ【下半身の筋肉量が少なめ】です。

男性に比べてもともと筋肉量が少なめな女性が、加齢や運動不足などによって更に筋肉量が減少し、とりわけ人体の骨格筋の中でも6,7割を占めるといわれている下半身の筋肉量が減少することで上記の症状が現れやすくなってきます。

 

例えば、下半身の筋肉量が少ないため筋肉によるポンプ作用が弱くなり、血流が悪く足がむくみやすくなったり、筋肉の伸縮をさせないことによる可動域縮小などの影響もあり足がつりやすくなったりもします。

 

また、片足動作が苦手=お尻の筋肉が弱い。 

ということでもありますので、筋肉が使われていないお尻は垂れてしまっている状態です。  

体積の大きいお尻の筋肉量が少ないということは下半身の筋肉量も少ないということですので、中年以降の女性の場合、体脂肪率は高めとなります。

 

そして、運動のチョイスとして、ウオーキングなどの有酸素運動やピラティスは運動強度が低いため、筋肉量を増やす効果が乏しいといえます。

 

結論として、お腹周りや体幹部だけが太い中年以降の女性がその問題を解決するには、下半身の筋肉量を増やし、食事のバランスを整えて体脂肪率を下げることが重要となります。

 

そのために必要な運動は、筋力トレーニングです。

とりわけ太ももやお尻周りなどの下半身の筋力トレーニングを行うことが鍵となります。

 

お勧めな種目は、スクワットやデッドリフトなどの多関節種目です。

これらの筋力トレーニングでは、太ももやお尻周り、体幹などの筋肉を一気に動員することができますので、下半身の筋肉量を増やすのに適しています。

 

下半身の筋肉量を増やすことは、ダイエットやボディメイク効果だけではなく、関節の保護や血糖のコントロールなど健康面でも大切となりますので、40代半ば位からは気にかけていきたいところかと考えます。