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中年女性が陥りがちなリバウンドしやすいダイエット方法

こんにちは、東京都世田谷区経堂にある、40歳以上の女性専門パーソナルトレーニングジムみかとれオーナートレーナーのMikaです。

 

みかとれを運営して四年目となりますが、気が付けば、経堂界隈はパーソナルジムの激戦区となり、「経堂 パーソナルジム」でネット検索すると比較検討が困難になるほどのパーソナルジムがヒットします。

 

四年前は、経堂のパーソナルジムといえば、老舗のラミウスさん、機能改善のスタイルズさん、地域最安値のリアルワークアウトさんの三軒ほどだったようなイメージでしたが…

 

今回は、中年女性の多くが陥りがちなリバウンドしやすいダイエット方法とその理由についてご説明していきます。

 

 

①極端な食事制限のみでのダイエット

 

そもそも人間が太る仕組みの基本は、消費カロリー<摂取カロリーですので、ダイエットにおいて食事制限を行うのは正しい選択となります。

中年になり筋肉量が減り代謝も悪くなる中、若い頃と同じ食事量や食事内容では、糖や脂質の余剰分が血液中にはびこり、消費されなっかった分がやがて内臓脂肪や皮下脂肪となって体に備蓄されていきます。

気が付いたときには、お腹周りがサイズアップし、体重も5㎏~10㎏増していたというお話しをよく耳にします。

そこで一念発起して、極端なカロリー制限や特定の食品の完全な除外などを行い短期的にはダイエットが成功するのですが、持続可能ではないためもとの食生活に戻るにつれて、又は、極端な食事制限によるストレスからキレ食いが起りあっという間にリバウンド。

こちらは、中年女性にありがちな食事制限ダイエットでリバウンドしてしまう典型例です。

 

過度な食事制限を行うと、食事の満足感が得られずそのストレスから食欲を増大させることがあります。

ダイエットのために食事制限を行い、その食事制限のストレスから更に食欲が増すのは本末転倒です。

食事は、栄養バランスを整えながらカロリーオーバーに気を付けて、たまには好きな食べ物を楽しむことがリバウンドしにくい食事制限のやり方かと考えます。

 

ただし食事制限のみでのダイエットを行う難点は、更に年齢を重ね筋肉量や代謝能力が落ち活動量が減った場合は、食事から摂取するカロリーをまた減らさなければ再び太りだすということになります。

食べるのが好きな方にとっては、運動しないダイエットでの最大のデメリットでもあります。

 

 

②ウオーキングやランニングなどの有酸素運動のみでのダイエット

 

一般的に、ウオーキングやランニングなどの有酸素運動はダイレクトにカロリー消費が可能なため、ダイエットにも有効かと思います。

摂取カロリー<消費カロリーにしていくことで内臓脂肪や体脂肪を減らすことも可能です。

ただし、中年以降の女性の場合、有酸素運動のみでは、更に筋肉量が減少し代謝が低下しやすくなり、持続的な脂肪燃焼が難しくなる可能性があります。

人間の持つホメオスタシス(恒常性)の機能により、なるべくカロリー消費をしない省エネ体質になることも。

中年女性が、有酸素運動のみでのダイエットがリバウンドする原因は、基礎代謝の低下により、摂取カロリーに対する体の反応が変わりやすくなるということ、つまり、以前よりも余分なエネルギーとして体内に蓄積されやすく太りやすい体になってしまうということです。

ダイエットのためにウオーキングやランニングなどの有酸素運動を一生懸命に頑張り、それが原因で太りやすい体になることは本末転倒です。

 

また、関節への負担が蓄積され怪我のリスクも高まるかもしれません。

 

 

③ピラティスやヨガのみでのダイエット

 

ピラティスやヨガは、体の機能を良くしたり、メンタル面の安定をはかったり、姿勢保持筋を強化したり、柔軟性を向上させるのには優れていますが、カロリー消費が低く、筋肉量を増やして基礎代謝を上げるほどの運動強度もないため、そもそもそれ自体がダイエットに効果的な運動とはいえません。

 

食事制限と併せて行う方が多いこともあり、①のようなパターンに陥りがちとなります。

 

 

リバウンドしない中年以降の女性のダイエットの鉄則は

定期的に正しく行う筋力トレーニング+バランスを整えた制限しすぎない食事+αで日常生活でこまめに動くもしくは、ウオーキングなどの有酸素運動を適度に取り入れることです。

どんなに医療や科学が発達しても、残念ながらダイエットに裏技はありません。

特にトレーナーMikaも含む中年以降の女性は(笑)