こんにちは。
小田急線経堂駅から徒歩4分、女性専用パーソナルトレーニングジムみかとれのオーナートレーナーのMikaです。
暖かくなり、そろそろ本気でダイエットに取り組もうとお考えの40代50代女性の皆さんに、ウオーキングやランニングなどの有酸素運動では瘦せれない理由についてお伝えしていこうと思います。
「今週末からダイエットのために、ウオーキングを始めようとしていたのに…」
モチベーションが下がってしまいますね。
まずは、有酸素運動とは?
エネルギーを消費するのに酸素を利用する運動のことです。
ウオーキングやランニングなどの運動を一定時間継続して行うには、身体の中に蓄えられている糖や脂肪を使います。
この時、多くの酸素が必要になるので、有酸素運動と呼ばれています。
例えば、1日1800kcalの食事で体重・体脂肪を維持している40代女性が、ダイエット目的で毎日60分ウオーキングをしたとします。
摂取カロリーは変えず、消費エネルギーは増えるので、最初の頃は体重・体脂肪が順調に落ちますが、しばらくすると、ホメオスタシス(恒常性)機能が働き、省エネモードに入り体重・体脂肪が落ちなくなります。
ここでウオーキングの時間を増やして頑張ってみるもの、また省エネモードに陥ります。
これを繰り返していくにつれて、エネルギー代謝の低い、つまりは瘦せにくい身体になってしまいます。
ただでさえ中年になり代謝の悪い身体になっているのに、追い打ちをかける形となります。
また、有酸素運動は食欲増進効果もあり、省エネモードになった状態で食べ過ぎてしまうと、余剰カロリーが脂肪になりやすい傾向にあります。
よって、ウオーキングやランニングなどの有酸素運動メインのダイエットは、代謝の低い太りやすい身体を作ってしまうのです。
ではどうしたら中年女性は痩せれるの?
正しい負荷とフォームで定期的に行う筋力トレーニングを実施することです。
併せて、バランスの整った食事の摂取。
有酸素運動は身体の機能や心肺機能の向上、ストレス解消、血糖値コントロール、血流改善、筋力トレーニング+αとして上手く取り入れていきましょう。
個人的には、駅ではなるべく階段を使う、買い物は徒歩で、家事や掃除でこまめに動くなど、日常生活でエネルギー消費を心掛けるだけでも悪くないかと。
40代50代女性はとにかく忙しいですから。